SUMMARY

大会概要

三洋物産 インターナショナル ライフ
セービングカップ 2018 大会概要

大会名称 三洋物産 インターナショナル ライフセービングカップ 2018
大会日程 2018年6月23日(土)・24日(日)
大会会場 シーサイドももち海浜公園 百道浜地区東側(福岡県福岡市早良区)
主催 日本ライフセービング協会
特別協賛 株式会社三洋物産/株式会社三洋販売
後援 福岡県、福岡市、福岡市教育委員会、公益財団法人福岡観光コンベンションビューロー
協力 公益財団法人福岡県国際交流センター、日本ライフセービング協会九州・沖縄県ブロック
参加国・地域 7か国8チーム
オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、イギリス、南アフリカ、香港、日本A、日本B

ライフセービングスポーツとは

ライフセービングとは、人命救助を本旨とした社会的活動であり、一般的には水辺の事故防止のための実践活動として普及・発展してきました。日本ライフセービング協会(Japan Lifesaving Association:JLA)は水辺での人命救助・監視活動はもちろん、新しい救命救助技術の普及、さらには学校教育への導入など、水辺の事故ゼロを目指し、「人と社会に変革をもたらす」法人として、「教育」「救命」「スポーツ」といった領域における生命尊厳の輪を普及していく社会貢献活動を行っています。

ライフセービングスポーツは、「レスキューを想定した競技種目」を「生命を救うスポーツ」としてライフセーバーが取り組むものです。事故は未然に防ぐことが重要ですが、実際に事故が起こった場合に、大きな波や強い潮の流れの中で、救助活動しなければなりません。そのためライフセーバーは日頃からトレーニングを欠かさず、救助に必要な技術を磨いています。そしてその成果を競い合うライフセービングスポーツの競技種目は、実際の救助活動をシミュレーションしたものがベースとなっています。

三洋物産 インターナショナル
ライフセービングカップ

国内唯一の国際大会

株式会社三洋物産の支援により、2006年から開催されている国内唯一の国際大会が『三洋物産 インターナショナル ライフセービングカップ』(以下、三洋カップ)です。日本代表選手の強化を目的に、海外の強豪国を日本に招聘して開催される大会で、ライフセービング大国オーストラリア、ニュージーランドをはじめ、アメリカ、イギリス、南アフリカなどの強豪国、そしてアジアの各国地域が参加し、毎回ハイレベルな戦いが繰り広げられています。

回を重ねるごとに三洋カップの知名度は高まってきており、11回目の開催となる今年の大会では7ヵ国・地域より8チームが参戦します。また、11月には2年に1度の世界選手権大会を控えており、各チームが選手の強化に力を入れて参加してくることが予想され、より見ごたえのあるレースに期待が高まります。三洋カップの開催以降、世界選手権大会における日本代表の成績は確実に向上しており、2016年は総合8位入賞を成し遂げました。日本代表選手の育成により最強のライフセーバーを輩出することは、最高の救助者を育てることであり、水辺の事故ゼロへの道筋を作っているといえます。

世界と互角に戦える実力が求められる選手育成のために、日本ライフセービング協会では、ユース世代を含むライフセービングスポーツ人口の拡大、指導者育成、さらにはプール競技会の充実など、将来を見据えた計画を推進しています。